

現在も変らず、銀行のATMを24時間動かし続けるためのシステムを維持する仕事をしています。担当する仕事に変化はありませんが、その間に昇格をして課長を任されることになり、大きく変ったことが一つあります。それは「自分の目線」です。
これまでは自分の担当する仕事さえきちんと全うすればいい、という気持ちがあり、非常に狭い視野で物事を見ていた気がします。それが、プロジェクトを円滑に運営するための責任を強く意識するようになったことで、今まで以上に会社の売上やメンバーの育成などに目を向けられるようになりました。
例えば「仕事を継続的にご依頼頂くためにはどうすればいいか」、「メンバーをもっと成長させるにはどうしたらいいか」といったように、目の前の仕事だけでなく、俯瞰的に物事を捉えられるようになったのではないかと感じます。
そうなると、今まで見えなかった問題点に気づけたり、自分から積極的に行動をおこすようになったりと、仕事のスタイルも変ってきました。よく「経営者的目線を持って仕事をすること」と言われますが、自然と新しい立場が自分を変えてくれたように思います。
上に立つ人間の作り出す雰囲気が、下のメンバーとの関係にも大いに影響すると思っています。
だから自分達リーダーの役割は重要であり、「この職場の雰囲気は自分がつくるんだ」という思いをもって職場づくりに臨んでいます。
メンバー同士が気楽に何でも話せ、相談できる間柄であること。何かあっても、「他人事でなくみんなで助け合っていこう」という気持ちを、チーム全体で持ち合わせているような職場でありたいと思っています。
今の職場は平均年齢が25、6歳と自分よりも若い世代が中心です。そのためコミュニケーションを取るといっても、仕事の話だけではお互い疲れてしまいますから、プライベートな話も気兼ねなくすることで、いい関係が築けているのではないかと思います。
エンジニアというと、技術力の習得を優先して考えがちですが、私はそうは思いません。エンジニアにとってコミュニケーションスキルはとても大切であり、若いメンバーもいずれ自分が中心となってお客様と折衝をするようになれば、その重要性を理解できると思います。ただ、その時になって慌ててもコミュニケーション力はすぐに上がるわけではありませんから、早いうちから自分の考えを相手に伝え、相手のことも理解できる力を身につけてもらえるよう、今後も指導していきたいと思っています。
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